ワクチン副反応2日間で新たに1327件 死者2人増=韓国
【ソウル聯合ニュース】韓国政府の新型コロナウイルス予防接種対応推進団は28日、新型コロナワクチンの接種による副反応とみられる事例が26、27日の2日間に新たに1327件報告されたと発表した。このうち死亡が2件だった。ワクチン接種と死亡の因果関係はまだ分かっていない。
接種による副反応とみられる事例のうち、重いアレルギー反応のアナフィラキシーとみられる事例は新たに1件報告された。特に注目すべき有害事象、集中治療室への入院、障害、後遺症などを含む事例は49件報告された。このほかの1275件は注射した部位の痛みや腫れ、発熱、頭痛などの比較的軽い症状だった。
韓国でワクチン接種が始まった2月26日以降、副反応とみられる事例の報告は累計8万5149件となった。28日午前0時時点の1回目、2回目の接種累計1880万7776件の0.45%に当たる。
累計接種件数に対する副反応の報告率は、英アストラゼネカ製ワクチンが0.57%、米ヤンセンファーマ製が0.52%、米ファイザー製が0.23%、米モデルナ製が0.18%。
これまでに国内で報告されたワクチン接種後の死者は計336人となっている。ファイザー製ワクチンの接種者が193人、アストラゼネカ製が142人、ヤンセンファーマ製が1人。これらは副反応の報告時に死亡と報告されたケースで、他の副反応が報告された後に容体が悪化し死亡したケースを含めると、死者は計456人となる。
これまでの全ての副反応の報告のうち、95.1%に当たる8万988件は比較的軽い症状だった。
予防接種対応推進団は副反応の報告件数を毎週月・水・土曜日に発表している。
tnak51@yna.co.kr