【ソウル聯合ニュース】韓国の金富謙(キム・ブギョム)首相は6日、ソウル市庁で首都圏防疫特別点検会議を開き、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて8日から適用される感染症予防法施行規則について、1回の違反で10日間の営業停止を命じられる「ワンストライクアウト制」を含む厳しい規則だと明らかにした。
首都圏防疫特別点検会議の様子=6日、ソウル(聯合ニュース)
金氏は「中小企業・小規模事業者が苦しい時期を過ごしていることは十分承知しているが、感染症との戦いに勝つことで他の方法も模索することができる」と述べ、積極的な協力を要請した。
また、先週発表した首都圏の特別防疫対策と防疫措置強化策の成功は、現場での履行にかかっているとし、「この峠を越えれば、ワクチン接種とあわせて集団免疫を獲得する道、日常の回復への道に進むことができる」と強調した。
金氏は新型コロナの感染拡大について、感染速度が速くなっているだけでなく、変異株の発生が首都圏で目立ち、新規感染者の3割が20代だとして若者の感染が続いていると説明。今週から各官庁と地方自治体が協力し、現場の取り締まりなど点検に乗り出す予定だと述べた。
ynhrm@yna.co.kr
キーワード