【ソウル聯合ニュース】韓国鉄鋼最大手のポスコが9日発表した4~6月期の連結決算(暫定集計)によると、本業のもうけを示す営業利益は2兆2014億ウォン(約2107億円)で前年同期比1212.7%増加した。
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決算説明会で各四半期の業績公開を初めた2006年以降で最高となった。10年に新たな国際会計基準(IFRS)を導入して以降、2兆ウォンを超えたのも初めて。グループの中核産業の鉄鋼産業の好調が好業績につながった。新型コロナウイルスワクチンの接種拡大で世界的に景気が回復し始め、自動車、造船、建設などの部門で鉄鋼の需要が急増した。
売上高は18兆2289億ウォンで、同32.9%増加した。
ポスコ単体の4~6月期業績は、営業利益が1兆6081億ウォンで、10年4~6月期(1兆7081億ウォン)に次ぐ高水準となった。売上高は9兆2774億ウォンだった。
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