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韓国LG ベトナムに基金寄付も現地でワクチン確保できず

2021.07.12 11:02

【ハノイ聯合ニュース】ベトナムに進出している韓国の大企業の間で、従業員に対する新型コロナウイルスワクチン接種の状況に違いが出ていることが12日、現地関係者などへの取材で分かった。LGグループはワクチン基金への寄付として、傘下企業の生産拠点がある北部ハイフォン市に約16億ウォン(約1億5400万円)相当を寄付したが、必要量のワクチンを未だに確保できていない。

LG電子のハイフォン工場(資料写真)=(聯合ニュース)

 LG関係者によると、LG電子はハイフォン工場で生活家電と自動車部品を生産しており、従業員は2000人に上る。LGディスプレーは約2万人、LGイノテックは1500人。

 ベトナムは4月下旬から新型コロナの流行「第4波」に見舞われている。ハイフォンは今のところ感染者がほとんど出ていないが、現場で感染者が出れば生産ラインの一時停止もあり得ることから、LGのグループ各社は一日も早く従業員が接種を受けられるようワクチン確保に奔走している。

 だが、ベトナム政府によるワクチン調達が難航している上、確保したとしても感染が急拡大するホーチミンへの供給が優先されるとみられる。

 一方、ベトナム保健相は先月25日、政府のワクチン基金に寄付した韓国企業を呼んで謝意を伝えた。ベトナムの中央政府と省に28億ウォン相当を寄付したサムスン電子と、中央政府に100万ドル(約1億1000万円)を寄付したSKが呼ばれた。LGは省に寄付したため、保健省が主催したこの席には招かれなかったようだ。

 サムスン電子はベトナムの3拠点の従業員、約3万2500人が1回目のワクチン接種を終えている。また、ワクチン基金としてベトナム財務省に64億9000万ドン(約3100万円)を届けたCJも、約2000人の従業員が1回目の接種を受けた。

 ワクチンを調達できずにいるLGは今月9日、韓国の駐ベトナム大使、総領事とともにハイフォン市のベトナム共産党書記と市長に会って支援を要請した。中央政府にも要請する考えだ。

 こうした状況について、現地のある関係者は「ベトナムでのビジネスには、ベトナム政府とのパイプと適切に資源を投入するノウハウが欠かせない」と指摘する。サムスン電子とCJは韓国大使館に助けを求めず、それぞれ現地で構築してきた人的ネットワークを生かしてワクチンを調達したとされる。

mgk1202@yna.co.kr

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