【東京聯合ニュース】東京五輪に出場する韓国選手団の本陣が19日に現地入りし、23日からいよいよメダル獲りに挑む。韓国国内では、夏季五輪での金メダル通算獲得数にも注目が集まる。韓国は前回の16年リオデジャネイロ大会で通算90個を記録しており、今大会で10個追加できれば通算100個の大台を達成することになる。
東京五輪に出場する韓国選手団の本陣が19日に日本へ出発した。空港での記念撮影=19日、仁川(聯合ニュース)
韓国は1976年のモントリオール大会で夏冬通じて初となる五輪金メダルを獲得した。第1号はレスリング男子の梁正模(ヤン・ジョンモ)だった。88年のソウル大会と92年のバルセロナ大会でそれぞれ12個、2008年の北京大会と12年のロンドン大会ではそれぞれ13個を獲得するなど、前大会までで夏季大会の金メダル数は通算90個となっている。銀メダルは87個、銅メダルは90個。
韓国が今大会で金メダル通算100個に達した場合、13カ国目となる。獲得数は米国(1022個)が最多で、ロシア(ソ連時代含む、544個)、ドイツ(東西ドイツ時代含む、400個)、中国(224個)の順。アジアでみると、中国に次いで日本(142個、全体11位)が多い。
ただ、韓国が東京大会で金メダル10個を獲得できるかどうかは未知数だ。韓国選手団は7個以上の獲得を目標に掲げている。前大会では9個だった。
AP通信が19日に示した競技別のメダル獲得予想によると、韓国は10個の金メダルが見込まれる。今大会、韓国は29競技に232人の選手を送った。可能性があるとすれば、夏季通算100号は大会大詰めの8月7日のゴルフ女子、あるいは野球、サッカー男子が手にするとみられる。
一方、冬季大会も合わせると、韓国は五輪でこれまでに121個の金メダルを獲得している。通算100号は12年のロンドン大会で達成した。
韓国選手団の結団式の様子(資料写真)=(聯合ニュース)
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