【ソウル聯合ニュース】韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官は21日、ソウルでチリのアラマンド外相と会談した。韓国はチリ、メキシコ、コロンビア、ペルーの中南米4カ国からなる自由貿易圏「太平洋同盟」の準加盟国になることを目指しており、両外相はこれらについて話し合った。韓国外交部が伝えた。
会談前に記念撮影する鄭氏(右)とチリのアラマンド外相(外交部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
鄭氏は韓国の準加盟国入り交渉が早期に始まるよう協力を求めた。これに対しアラマンド氏は議長国のコロンビアなどと可能な限り来年に加盟交渉が始まるよう協議すると約束した。
太平洋同盟の準加盟国になれば、韓国は加盟国と自由貿易協定(FTA)を締結した国と同じように貿易ができる。
両外相はこのほか、気候変動や水素エネルギー、インフラ、デジタルなどの分野での実質協力を強化することで一致した。
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