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韓日 米国の前では対話への意思表明・協力強調

2021.07.21 19:20

【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の崔鍾建(チェ・ジョンゴン)第1次官は21日、東京都内の外務省飯倉公館で米国のシャーマン国務副長官、日本外務省の森健良事務次官と外務次官協議を行った。在韓日本大使館公使による不適切な発言が影響し、韓日2カ国の会談では歩み寄りがみられなかったものの、米国を加えた3カ国協議の場では協力が強調され、韓日共に両国のあつれきには触れないよう努める様子が見て取れた。

共同記者会見に臨む(左から)森氏、崔氏、シャーマン氏=21日、東京(聯合ニュース)

 北朝鮮核問題など共通の関心事で協力する必要があることに加え、韓日両国を中国けん制の枠組みの中心に据えようとする米国の立場を意識したものと受け止められる。

 3カ国による外務次官協議では、北朝鮮核問題や地域・グローバル情勢などが話し合われた。

 在韓日本大使館の相馬弘尚総括公使が韓国メディアとの懇談で、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の韓日関係改善に向けた努力を不適切な表現を用いて批判した問題や、韓日首脳会談の開催見送りで両国関係はさらに溝が深まっており、このような状況で開かれる3カ国協議に注目が集まっていた。

 バイデン政権発足後、米国は韓米日3カ国の協力の重要性を強調し続けていることから、米国が韓日関係への懸念など、なんらかのメッセージを出すかについても関心が高まっていた。

 しかし3氏は協議後の共同記者会見で、相馬氏の発言をはじめ韓日のあつれきに関する質問に対しては慎重な姿勢を示し、協力を強調した。

 崔氏は「韓日首脳会談を実現するために双方の外交当局が作った成果を基にさらに進展した結果を作るのが今後すべきこと」とし、「方向性は非常に肯定的に進んでいる」と説明した。

 また難しい時期に東京五輪を成功させようとする日本の努力に感銘を受けているとし、「大会の成功を韓米日が同じように願っており、この局面がある程度過ぎれば韓日、韓米日の協力はもう少し加速するだろう」との見解を示した。

 日本側もセンシティブな問題については言及を避け、対話への意思を強調した。

 森氏は3カ国協力の重要性を強調し、韓日関係を健全な関係に戻すために韓国側とコミュニケーションを続ける意向を明らかにした。

 茂木敏充外相もこの日ジャマイカで開いたオンライン記者会見で、韓日関係を改善したいという思いは両国の間で共通していると話した。 

 双方が対話への意思を強調していることから、日本政府が相馬氏への処分を適切に進め、対韓輸出規制などの懸案に関する協議が進展すれば、首脳会談開催に向けた協議が再び加速する可能性も出てくる。文大統領が東京五輪の閉会式に参加する可能性もある。

 韓日両国がこのように意思疎通を強調したのは、米国を前に対立する姿を見せても得ることがないという判断もあったとみられる。

 シャーマン氏は韓日のあつれきについては触れなかったものの、インド・太平洋地域の平和と安定には3カ国の協力が重要という点を繰り返し強調した。

 同氏は米国のパートナーや同盟に脅威を与える行動をする国は放置しないとし、「国際平和、安定、繁栄を維持する規範と制度を守り、強化するために同盟およびパートナーと肩を並べる」と話した。

 また南シナ海での航行および飛行の自由、東シナ海での一方的な現状変更の試み、台湾海峡の平和と安定維持などについても協議したと説明した。特定の国について言及しなかったものの、事実上、中国に対する共同対応を強調したと受け止められる。

 米国は韓日どちらかの肩を持つことなく、韓日関係の冷え込みが中国をけん制する上で悪影響を及ぼさない程度にコントロールするよう努めるものとみられる。

 米国務省のプライス報道官は20日の会見で、「(韓日が)センシティブな歴史的問題を扱う間も共同の地域的、国際的な優先順位に関する協力は進めなければならない」と強調した。

yugiri@yna.co.kr

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