【ソウル聯合ニュース】世界的なヒット曲「Baby Shark(サメのかぞく)」は自身の曲であるとして、米国の作曲家ジョニー・オンリー氏が同曲の制作会社である韓国のスタートアップ企業「スマートスタディー」に損害賠償を求めた訴訟を巡り、同氏が原告敗訴とするソウル中央地裁の一審判決を不服とし、控訴したことが11日、分かった。法曹関係者が明らかにした。
「Baby Shark」(同社提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
「Baby Shark」はスマートスタディーが2015年に発表した。振り付きの動画「Baby Shark Dance」は動画投稿サイト「ユーチューブ」で再生回数90億回を超え、ユーチューブ全体の動画で1位を記録するなど、世界的に大きな人気を集めている。
ジョニー・オンリー氏は自身が2011年に発表した童謡「Baby Shark」は伝承童謡をアレンジした著作物であると主張。スマートスタディーがこれを盗作したとして2019年3月、韓国の裁判所に訴訟を起こした。ソウル中央地裁は先月23日、原告敗訴の判決を言い渡した。
スマートスタディーは北米圏の伝承童謡を編曲した曲であり、ジョニー・オンリー氏の著作物とは関係ないと主張している。
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