【ソウル聯合ニュース】韓国航空最大手の大韓航空が11月に仁川―ハワイ線の定期便の運航再開を計画していることが12日、分かった。その場合、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で運航を停止してから1年7カ月ぶりとなる。
ハワイのビーチ(韓国旅行大手提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
業界関係者によると、大韓航空は10月に国土交通部に運航許可を申請し、11月から週3(水・金・日曜日)往復で運航を始める計画だ。12月には週5往復に増便する予定。
同社は、新型コロナのワクチン接種の進展に伴い年末ごろ海外旅行需要が増加すると見込んで運航再開を決めた。ただ、感染拡大が秋まで続けば、当局から運航許可が下りない可能性もある。
一方、ハワイ線の定期便を運航してきた韓国のもう1社、アシアナ航空は秋夕(中秋節、今年は9月21日)連休に合わせてハワイ線の不定期便(チャーター便)を運航する予定だった。だが、航空券予約を担当する旅行会社からの要請で、運航を取りやめた。
韓国は7月初めから新型コロナの流行第4波に見舞われている。ただ、航空会社の関係者はワクチン接種の状況を踏まえて「年末にはリゾート地や日本、東南アジアを中心に、国際線の運航が再開される可能性がある」との見方を示した。さまざまな路線を検討しているという。
mgk1202@yna.co.kr