【ソウル聯合ニュース】今月末に韓国南部・釜山に寄港予定の英最新鋭空母「クイーン・エリザベス」(6万4000トン級)を中心とする空母打撃群(船団、CSG)所属の原子力潜水艦「アートフル」が11日、釜山に入港した。韓国海軍が12日、伝えた。
釜山に入港した英原子力潜水艦「アートフル」=12日、釜山(聯合ニュース)
アートフルはここで軍需品を積み込み、装備を点検する計画だ。
空母打撃群に所属する潜水艦は、航海中に空母を護衛したり、事前点検をしたりするためにあらかじめ運航される。
新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、アートフルの乗組員にはPCR検査が行われている。
先ごろグアムに到着したクイーン・エリザベスは、国防協力推進などのため、今月末に釜山の海軍基地に寄港するとみられる。
国防部の夫勝チャン(プ・スンチャン)報道官は12日の定例会見で、「現在1隻が軍需積載と乗組員の休息のために(海軍の)釜山作戦基地に入港している」とし、「入港期間中に防疫当局と緊密に協力し、新型コロナ防疫対策を行う予定だ」と述べた。
また、韓国海軍との活動は計画されていないとして、空母打撃群の入港に関する詳細は韓英両国が協議中だと説明した。
ynhrm@yna.co.kr
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