【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は18日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数が前日午前0時の時点から1805人増え、累計22万8657人になったと発表した。市中感染が1767人、海外からの入国者の感染が38人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(1372人、訂正後)より433人増え、15日以来3日ぶりに1800人を上回った。
新型コロナウイルス検査を待つ市民たち(資料写真)=(聯合ニュース)
14~16日の連休中に検査件数が減少した影響がなくなり、感染者数が再び増加したとみられる。
韓国政府は今週の感染者数を見極め、来週から適用する新型コロナウイルス感染防止策「社会的距離の確保」のレベルを決める方針だ。現在、首都圏は最も高い第4段階が6週間、首都圏以外の地域は原則第3段階が4週間適用されている。
新たに確認された市中感染者1767人を地域別にみると、京畿道が509人、ソウル市が507人、仁川市が91人で、首都圏が計1107人と全体の62.6%を占めた。16~17日には800人台となったが、再び1000人を超えた。
首都圏以外の地域では、釜山市が123人、慶尚南道が104人、忠清南道が70人、大邱市が61人、済州道が45人、江原道が40人、慶尚北道が35人、大田市と忠清北道、全羅南道がそれぞれ32人、蔚山市が31人、光州市が30人、全羅北道が19人、世宗市が6人の計660人だった。
一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは38人だった。このうち15人は空港や港湾での検疫で判明し、残りの23人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
死者は前日から5人増えて計2178人となった。韓国国内の平均致死率は0.95%。重篤・重症患者は前日より12人多い366人で、19日連続で300人を上回った。
17日の検査件数は5万6709件で、前の日より2万4509件多かった。ほかに臨時検査所での検査件数が11万1782件だった。
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