【ソウル聯合ニュース】韓国の金富謙(キム・ブギョム)首相は18日、中央災難(災害)安全対策本部の会議で、「新型コロナウイルスワクチンを接種していない若年層でも感染後に重症化するケースが最近増えている」と説明し、改めてワクチン接種を訴えた。
中央災難安全対策本部の会議で発言する金首相=18日、ソウル(聯合ニュース)
金氏は「ワクチン接種は感染リスクだけでなく入院や死亡の可能性を大きく下げるという点で効果が十分だ」と強調した上で、国民の46.3%が1回目の接種を終えたと伝えた。
また、新型コロナ感染防止策「社会的距離の確保」について、「1カ月以上続いている厳しい防疫措置で国民の苦痛と困難が大きい。政府は(23日から適用する)社会的距離確保のレベルを今週中に決める」とし、関係官庁の協議、地方自治体などからの意見聴取を通じて合理的な方策を講じるよう求めた。
社会的距離の確保の現行レベルは首都圏で第4段階が6週間連続、首都圏以外では原則第3段階が4週間連続で適用されている。
hjc@yna.co.kr
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