【ソウル聯合ニュース】韓国の呉世勲(オ・セフン)ソウル市長は29日、「今週末のハロウィーンが(新型コロナウイルスの)防疫の最後の正念場になるかもしれないという懸念が強まっている」と交流サイトのフェイスブックに書き込み、感染拡大防止へ市民の協力を求めた。
呉世勲市長(資料写真)=(聯合ニュース)
呉氏は、小規模事業者や自営業者が犠牲に耐えてきたとしながら、「一瞬の気の緩みでこれまでの努力が水泡に帰すことのないよう、一日も早く完全な日常を取り戻せるよう、市民の皆さんの積極的な協力をお願いしたい」と訴えた。
フェイスブックには「幽霊もコロナが怖い」とのキャッチコピーを記したソウル市の感染防止対策の啓発ポスターも掲載した。呉氏は「ハロウィーンの集まりをできる限り自粛し、(マスク着用などの)防疫ルールを順守してほしい」と呼びかけ、ソウル市も来月2日まで警察などと合同で弘大や梨泰院、江南駅周辺といった遊興施設(クラブなど)が集まるエリアを点検すると伝えた。
ハロウィーンに合わせたソウル市の感染防止対策の啓発ポスター=(聯合ニュース)
tnak51@yna.co.kr
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