【ソウル聯合ニュース】韓国銀行（中央銀行）が３日発表した１０月末の外貨準備高は４６９２億１０００万ドル（５３兆３２５７億円）で前月末に比べ５２億４０００万ドル増加し、過去最高を４カ月連続で更新した。
米ドル紙幣（資料写真）＝（聯合ニュース）
８月に国際通貨基金（ＩＭＦ）から約１１７億ドルに相当する特別引き出し権（ＳＤＲ）が配分され、韓国の外貨準備高は８月末時点で前月比５２億５０００万ドル増加したが、今回はそれに次ぐ増加幅となった。
韓国銀行は増加の要因について、米ドル以外の外貨建て資産のドル換算額の増加、外国為替平衡基金債券（外平債：外貨資金の需給調節を目的とした債券）の発行、外貨資産の運用益の発生などを挙げた。
項目別では預金が５９億５０００万ドル増の２５７億９０００万ドル、ＩＭＦリザーブポジションは８０００万ドル増の４６億８０００万ドル、ＳＤＲは１億４０００万ドル増の１５５億２０００万ドルだった。
有価証券は９億４０００万ドル減の４１８４億２０００万ドルだった。金保有は４７億９０００万ドルで、２０１３年２月から変動がない。
韓国の外貨準備高は９月末現在、世界９番目の規模だ。１位は中国（３兆２００６億ドル）、２位は日本（１兆４０９３億ドル）、３位はスイス（１兆７７４億ドル）だった。
yugiri@yna.co.kr
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