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中国とロシアの軍用機9機が韓国防空識別圏に侵入 戦闘機発進

2021.11.19 19:16

【ソウル聯合ニュース】韓国軍合同参謀本部は19日、中国の軍用機2機とロシアの軍用機7機が同日午前10時50分ごろと午後3時ごろに東部・独島付近の韓国防空識別圏(KADIZ)に進入し、離脱したと明らかにした。

ロシアの戦闘機が中国の爆撃機を護衛する様子(ロシア国防省のユーチューブチャンネルより)=(聯合ニュース)

 一部は午前にKADIZを通過して南に抜け、午後に再び北側から進入し、離脱したことが分かった。

 9機のうち、中国機は爆撃機が2機で、ロシア機は爆撃機2機、戦闘機4機、早期警戒管制機1機だった。

 韓国軍は中国とロシアの軍用機がKADIZに進入する前からF15KやKF16などの戦闘機や空中給油機KC330を投入し、偶発的な事態に備えていた。

 中国とロシアの軍用機によるKADIZ侵入に対し、KC330が投じられたのは今回が初めて。

 KC330は国外で発生した非常時における国民の輸送などにも使われる。2003年に初めて導入され、現在は4機運用されている。

 この日KADIZに進入した中国とロシアの軍用機はそれぞれ10分程度、KADIZ内にとどまったが、領空侵犯はなかったという。

 韓国軍当局は今回の状況を中国とロシアの合同演習とみており、さらなる分析を進めている。

 中国側はKADIZ進入後、直通電話で韓国側に訓練中であることを通知したが、ロシアと韓国には空軍間の直通電話が設置されておらず、KADIZ進入に関する通知はなかった。

 中国機とロシア機によるKADIZ侵入は昨年12月22日にも発生しており、そのときは中国機4機とロシア機15機がKADIZに侵入し、離脱した。

yugiri@yna.co.kr

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