グーグル 韓国で来月からアプリの他社決済容認=法改正で
2021.11.26 20:58
【ソウル聯合ニュース】韓国で、米IT大手のグーグルなどがアプリ開発事業者に自社の決済システムの利用を強制できないようにする関連法が今年9月から施行されたことに関連し、グーグルは26日、来月18日から第三者による決済システムの利用を認めることを発表した。
グーグルは同社ウェブサイトで、自社のアプリストア「グーグルプレイ」の決済システムのほか、アプリ開発者などが提供するシステムを使った決済を容認すると伝えた。
グーグルは新たな韓国の規定を反映し、決済に関する規定が更新されると説明した。
韓国では、アプリ内課金などでのグーグルなどによる自社の決済システムの利用強制が問題視され、電気通信事業法が改正されて今年9月に施行された。別名「グーグルパワハラ防止法」とも呼ばれる同改正法の施行により、グーグルなどアプリマーケット事業者が地位を不当に利用してモバイルコンテンツなどの提供事業者に特定の決済方式を強制することが禁じられた。
改正法の施行により、グーグルやアップルによる決済システムの強制を規制する世界初の事例となった。
yugiri@yna.co.kr