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在日音楽家の梁邦彦がソロ25周年 「音楽で人々と共存したい」

2021.12.08 17:01

【ソウル聯合ニュース】「自分は後ろを振り返らない性格。走り続けていたら、いつしか25年が過ぎていた」――。

梁邦彦(エンドルフミュージック提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

 在日韓国人2世の音楽家、梁邦彦(ヤン・バンオン、61)が先月30日、ソロ活動25周年記念アルバム「Light & Shadow」をリリースした。

 ソウルで8日に開いた記者会見で、梁邦彦は「これまで『よくやった、一生懸命やってきた』というより、あれができなかった、他のこともやってみなくてはという思いがする」と、25周年を迎えた心境を語った。

 「Light & Shadow」は2016年のベストアルバム以来、5年ぶりにリリースするアルバムで、「Light」と「Shadow」の2枚組になっている。

 「Light」には新型コロナウイルスの流行により公演に足を運べないファンのため、ここ5年間のライブ音源の中から珠玉の14曲を収録し、「Shadow」には未発表音源と新曲の計11曲を収めた。当初は新曲でアルバムを構成しようと考えていたが、新型コロナのあおりでオーケストラとのレコーディングが難しくなったため、方針を変えたという。

 梁邦彦は「『Light』にはライブ音源のうちベストといえる曲を詰め込んだ」と紹介。「『Shadow』にはゲームやアニメなどの映像作品に参加して制作した曲を収録した。影となる音楽作品だが、愛着が大きい」と語った。

 これまでに7枚のフルアルバムを出し、さまざまな映画、ゲーム、ドキュメンタリー音楽で独自の音楽世界を築いてきた。その多彩さゆえに、彼の音楽には「クロスオーバー」「ニューエイジ」「ネオクラシック」といった修飾語が付けられた。

 だが本人は「特定の音楽に固執することはない。今の言いたいことや思いを表現するために楽器を選ぶだけ」と語る。例えば、伝統の音色がほしいと思えば伝統楽器を用いるといった具合だという。

 最も大切にしているのは、共演する演奏者との「交感」だ。演奏者が「いい」「おもしろい」と感じれば、よい音楽が生まれると考えている。

 医師の父親や兄弟の影響で医学部に進学し、麻酔医として病院に1年間勤務した後に音楽家となり、ピアニスト、作曲家、音楽プロデューサーなどとして幅広く活躍してきた。

 韓国では自身の代表曲「Frontier」が02年の釜山アジア大会のテーマ曲に選ばれたのを機に活動を活発化。13年の大統領就任式祝賀公演で楽曲「アリラン・ファンタジー」を演奏し、18年平昌冬季五輪の開会式・閉会式の音楽監督を務めた。

 来年には新作をリリースしたいという。「音楽によって多くの人々と共存できれば」と、思いを語った。

tnak51@yna.co.kr

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