【鬱陵聯合ニュース】韓国の慶尚北道鬱陵郡によると、2021年に独島に上陸したり船で周囲を回ったりした人は14万3680人となり、前年の8万9374人より5万4306人(60.8%)増加した。
独島(資料写真)=(聯合ニュース)
ただ、新型コロナウイルス発生前の水準は回復していない。独島の訪問者は14年の13万9892人、15年の17万8785人を除き、ここ10年間は毎年20万人を超えていた。新型コロナ発生前の19年は25万8181人だった。
一方、独島に近い鬱陵島の21年の訪問者は27万1901人で、前年の17万6151人より9万5750人(54.4%)増えた。20年は新型コロナの影響で観光客が急減していた。
同郡は新型コロナの長期化により、海外旅行ができなくなった国民が国内旅行に目を向けたのに加え、大型旅客船が就航したことが鬱陵島訪問者の増加を後押ししたと分析した。だが、鬱陵島も独島と同じく、新型コロナ発生前の水準は回復していない。鬱陵島の訪問者は15年から徐々に増え、19年は38万6501人に達していた。
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