【ソウル聯合ニュース】韓国統一部のチャ・ドクチョル副報道官は14日の定例会見で、北朝鮮が米国の追加制裁に反発したことについて、「北の新たな反応など、関連動向を注視していく」として、「対話を通じ平和をつくろうとする政府の努力に応じることを改めて促す」と述べた。
韓国統一部のチャ・ドクチョル副報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
米国が12日(現地時間)、北朝鮮の相次ぐ弾道ミサイル発射を受け、追加制裁を科したことについて、北朝鮮は14日に「米国がこうした対決的な姿勢を取り続けるなら、われわれは一層強力、かつ、はっきりと反応せざるを得ない」と警告する談話を出した。
チャ氏は人道支援に向け、対北朝鮮制裁を緩和する必要性に関しては、「制裁により北の住民に対する人道的協力に障害が生じてはならないという共感が米国や国連など国際社会にある」と説明。「国民と国際社会の共感に基づき、人道協力分野の制裁適用で合理的かつ実効的な方法を探るための努力を続けていく」との方針を示した。
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