【ソウル聯合ニュース】韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官は15日、米国のブリンケン国務長官と電話会談を行った。北朝鮮の相次ぐ弾道ミサイル発射を受けたもので、対応策を協議した。韓国外交部が伝えた。
鄭氏(左)とブリンケン氏=(聯合ニュースTV)
両氏は北朝鮮への対応方向を議論するとともに、韓米同盟に基づいた両国の強固な連合防衛体制の重要性を確認した。
米国務省によると、ブリンケン氏は北朝鮮の発射が国連安全保障理事会の決議に違反していると強く非難。韓国防衛に対する米国の約束は鉄壁だと伝えるとともに、韓米日の3カ国協力の必要性を強調したという。
北朝鮮は今年に入り、弾道ミサイルを3回発射している。韓米両国は5日と11日の発射の際には実務者レベルで意見交換を行ったが、14日の発射を受けての今回は外相が北朝鮮のミサイル発射について重点的に協議した。両国が事態を重く受け止めていることを意味する。
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