【ソウル聯合ニュース】今年国交樹立から30年を迎える韓国とベトナムが10日、ソウルで外相会談を開き、首脳の相互訪問をはじめとする交流・協力策や主な地域・国際情勢などについて協議した。
鄭義溶氏(右)とブイ・タイン・ソン氏(外交部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官は経済協力開発機構(OECD)東南アジア地域プログラム(SEARP)閣僚会合に出席するため訪韓したベトナムのブイ・タイン・ソン外相との会談で、両国関係を深化・発展、高度化するための協力策を模索することを確認した。
特に鄭氏は国交樹立30年を迎えるのを機に、それぞれの適切な時期に首脳の相互訪問が行われることを期待すると伝えた。
鄭長官は国別の対ベトナム海外直接投資(FDI)でトップの韓国が、今後も投資を拡大するためにベトナム政府が安定した投資環境の整備などに関心を持ち、支援することを要請。ソン氏は最大限の便宜を提供するよう努力すると応じた。
ソン氏はまた、新型コロナウイルス感染拡大により減少した両国の人的交流回復のために定期航空便の再開や予防接種証明書の相互認定など多様な方策を共に模索することを提案した。
そのほかに鄭氏は朝鮮半島情勢と関連し、北朝鮮との対話再開などのための韓国政府の努力への協力と支持を要請した。
yugiri@yna.co.kr
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