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「サメのかぞく」ヒットの立役者 「子どものため」信念ぶれず

2022.02.14 14:18

【ソウル聯合ニュース】韓国発のキッズソング「Baby Shark(サメのかぞく)」のダンスバージョン「Baby Shark Dance」が先月、動画投稿サイト「ユーチューブ」で再生回数100億回を突破した。この動画を世界に送り出した韓国のコンテンツ企業ピンクフォンカンパニー(ピンキッツ)のユーチューブスタジオ室長、パク・ハンソル氏は「子どもを対象にしたコンテンツだからといって、おろそかにした部分は一つもない。誰が見ても楽しめる完成度の高いコンテンツが何より大きな力だ」と語った。

パク・ハンソル室長(ピンクフォンカンパニー提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫)

 「Baby Shark Dance」は、子どもが「Baby Shark」を歌いながら、まねしやすい振り付けで踊る動画で、16年6月に公開された。20年11月にユーチューブ再生回数で世界1位に立ち、今年1月13日には世界のユーチューブコンテンツで史上初となる再生100億回を達成した。世界の人口約78億人を大きく上回る回数で、再生時間は約4万3000年に及ぶ。

 大ヒットの立役者、パク氏が14日までに聯合ニュースのインタビューに応じた。再生100億回という記録に対し、「いまだに実感がわかないながらも、感慨が深い」と話した。

 パク氏は14年にピンクフォンカンパニーに入社し、童謡・童話、セレブリティコラボレーション分野のコンテンツの企画開発を担ってきた。「Baby Shark Dance」はパク氏が二つ目に手掛けたプロジェクトだった。初めて実写を取り入れるとあって、子役キャストや振り付けなど悩むことは多く、企画と調整にずいぶん時間がかかったと振り返る。ただ、企画段階から「開始15秒以内に子どもの視線をくぎ付けにしよう」と決めており、それが奏功した。

 同動画をはじめ、「Baby Shark」のさまざまなバージョンが世界中で愛されている。パク氏は「絶妙なタイミングで繰り返し登場するちびサメ、耳に残るメロディーがうまくマッチし、子どもから大人まで楽しめるポイントになったのでは」と分析した。

 コンテンツの完成まで、すべてのプロセスの中心に常に子どもの存在があった。「コンテンツをつくる際の一番大切な心構えは、子どものためのものとして考えること」とパク氏。子どもに誤ったことを教えてはならないと、字幕の分かち書き一つにも細心の注意を払った。

 街中でも子どもの姿を見れば、どんな動画を見ているのか観察してしまう。「Baby Shark」の動画を子どもに見せながら穏やかな時間を過ごす家族連れを目にした時は、思わず胸がいっぱいになるという。

 ユーチューブコンテンツを企画開発するパク氏の役割は一層重要になる見通しだ。ピンクフォンカンパニーは今年初め、従来の「スマートスタディー」から社名を変更した。幼児・児童教育にとどまらず、家族全員で楽しめる文化コンテンツを提供する「ファミリーエンターテインメント企業」への転身を図る。

 まず、3D立体の子どものキャラクターを中心に家族をテーマにした1~3歳向けアニメーションと、ファミリーコメディの4~6歳向け2Dアニメの制作に取り掛かる。サービス地域も拡大し、今年はインドと、南米、欧州のスペイン語とポルトガル語圏への進出を計画している。単なる翻訳ではなく、それぞれの文化圏に合わせたコンテンツに仕上げたい考えだ。

 パク氏はテレビアニメ「Baby Shark Big Show!」のシーズン2制作などにも言及しながら、「(Baby Sharkの)知的財産(IP)の力を維持できれば、1000億回再生も目標にできるのではないかと思う」と先を見据える。「ピンクフォンのユーチューブチャンネルは、国境と言語を超え、全ての人の童心なのだと言いたい。今後も楽しさ以上の感動とともに、世界中が踊り、笑顔になるコンテンツをお届けします」と笑った。

「Baby Shark Dance」がユーチューブで再生回数100億回を突破した(ピンクフォンカンパニー提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

mgk1202@yna.co.kr

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