【北京聯合ニュース】北京冬季五輪は20日、国家体育場で閉会式が開かれ、17日間の熱戦に幕を閉じた。韓国は金2、銀5、銅2の計9個のメダルを獲得した。自国開催だった前回平昌大会の17個(金5、銀8、銅4)を下回ったが、目標だった金メダル1~2個の目標は達成した。
閉会式で入場する韓国選手団=20日、北京(聯合ニュース)
韓国が冬季五輪で金メダル2個以下にとどまるのは史上初めて金メダルを獲得した1992年アルベールビル大会(金2、銀1、銅1)と2002年ソルトレークシティ大会(金2個、銀2個)以来となる。金メダル獲得数で決めるランキングは14位で、アルベールビル大会以来の最低タイとなった。
韓国は1948年サンモリッツ大会から冬季五輪に出場。88年カルガリー大会まではメダルを獲得できなかった。アルベールビル大会以降の韓国の最低順位はソルトレークシティ大会(14位)だった。
北京五輪の閉幕を受け、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は交流サイト(SNS)に「ショートトラックは世界最強であることを改めて証明し、スピードスケートでも良い成績を上げ、目標を上回る9個のメダルを獲得した」と賞賛。「最善を尽くした選手たちが誇らしい。皆が勝者」とたたえた。
今大会の金メダルランキングではノルウェー(金16、銀8、銅13)が1位に輝いた。次いで、ドイツ(金12、銀10、銅5)、中国(金9、銀4、銅2)、米国(金8、銀10、銅7)と続いた。日本は金3、銀6、銅9で12位となった。
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