【ソウル聯合ニュース】造船・海運市況分析機関の英クラークソン・リサーチが8日までに発表した2月の世界全体の新造船発注量は129万CGT(標準貨物船換算トン数、41隻)で、韓国はこのうち67%の86万CGT(16隻)を受注した。3カ月ぶりに世界1位に立った。
2月の新造船受注で、韓国は3カ月ぶりにシェア1位となった(コラージュ)=(聯合ニュース)
中国の受注量は34万CGT(15隻)でシェア26%、日本は3%の4万CGT(3隻)にとどまった。
1~2月の世界全体の累計発注量は512万CGTとなった。韓国が281万CGTで55%を占め、中国(201万CGT、39%)を引き離している。
1万2000TEU(1TEU=20フィートコンテナ1個分)型以上の大型コンテナ船をみると、1~2月は計22隻が発注され、韓国が16隻、中国が6隻をそれぞれ受注した。また、積載容量が14万立方メートル以上の大型液化天然ガス(LNG)運搬船は、全22隻のうち韓国が15隻、中国が7隻を受注した。
2月末時点で世界全体の手持ち工事量は9173万CGTで、前月末から56万CGT減少した。韓国の手持ち工事量が60万CGT増加した一方で、中国は1万CGT減った。
韓国造船大手のサムスン重工業が建造したLNG船(同社提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
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