【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は18日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数が前日午前0時の時点から40万7017人増えたと発表した。1日当たりの新規感染者数は前日(62万1328人)に比べると21万4311人少ないが、過去2番目の多さ。新たな死者は301人だった。
ソウル駅前の広場にある新型コロナの検査所で大勢の市民が検査の順番を待っている=18日、ソウル(聯合ニュース)
この日の新規感染者数は1週間前の11日(28万2978人)に比べると約1.4倍、2週間前の4日(26万6847人)比では約1.5倍だった。感染者の分類が14日から変更され、PCR検査での陽性者だけなく、医療機関などでの迅速抗原検査での陽性判明者も加わったことが新規感染者急増の一因となっている。感染者の累計は865万7609人。
新たに報告された死者は301人で、1日当たりの最多を記録した前日(429人)に比べると大きく減ったとはいえ、過去2番目に多い。死者の累計は1万1782人になった。
重症者は1049人と、前日(1159人)から110人減ったものの11日連続で1000人を上回っている。在宅治療(自宅療養)中の人は201万8366人に増えた。
政府は18日、現在の感染状況や医療提供体制などを考慮すると防疫対策「社会的距離の確保」の大幅な緩和は難しいとして、私的な集まりの人数制限だけを小幅緩和すると発表した。現行は6人までの私的な集まりを認めているが、21日からは最大8人で集まることができる。
ワクチン接種に関しては、12~17歳の青少年に対する3回目の接種が21日から、5~11歳の小児の1回目接種は31日から、それぞれ始まる予定だ。
この日、新規感染者のうち市中感染者は40万6978人で、地域別では京畿道が11万3673人、ソウル市が8万1997人、仁川市が2万5797人と首都圏が22万1467人(54.4%)を占めた。海外からの入国者の新規感染は39人だった。
迅速抗原検査とPCR検査を行っているソウル市内の医療機関(資料写真)=(聯合ニュース)
ソウル医療院に搬送されてきた新型コロナ患者=17日、ソウル(聯合ニュース)
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