【ロサンゼルス聯合ニュース】韓国の人気グループＢＴＳ（防弾少年団）を輩出した芸能事務所、ＨＹＢＥ（ハイブ）が 、米誌タイムが選ぶ「世界で最も影響力のある１００社」に入った。ＨＹＢＥの房時赫（パン・シヒョク）取締役会議長とＢＴＳのメンバーがタイムの表紙を飾った。
タイムの表紙。房氏（中央）とＢＴＳのメンバー７人（同社のツイッターから）＝（聯合ニュース）≪転載・転用禁止≫
タイムは３０日（現地時間）、「ＨＹＢＥと房議長はＢＴＳに支えられながら音楽ビジネスを完全に変えつつある」とし、「ポップの最強者」と呼んだ。
ＢＴＳを育てたＨＹＢＥはレコード制作や芸能マネジメントにとどまらず、米ディズニーのように、知的財産（ＩＰ）権を保有して３６０度に自在に事業を展開できる企業に成長したと評価。米国と日本での事業拡張、デジタル資産「非代替性トークン（ＮＦＴ）」事業進出、ファン向けコミュニティープラットフォーム「Ｗｅｖｅｒｓｅ（ウィバース）」運営などにも言及した。
ＨＹＢＥは昨年も影響力のある１００社に選ばれている。今年はアップル、リビアン、ファイザー、ディズニー、ティックトック、バレンシアガ、スポティファイなど、世界の名だたる企業とともに名前を連ねた。
タイムはまた、「韓国のＨＹＢＥが音楽産業をリインベント（再創造、再発明）している」という説明を添え、房氏とＢＴＳを表紙に起用した。
ＢＴＳは２０２０年１２月、タイム年末恒例の「今年のエンターテイナー（エンターテイナー・オブ・ザ・イヤー）」に選ばれ、表紙を飾った。１８年にも表紙に登場している。
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