【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)次期大統領が日本に派遣した「政策協議代表団」の団長を務める鄭鎮碩(チョン・ジンソク)国会副議長は27日、フェイスブックに「われわれの面会要請を拒否した人がいない。日本側の誠意が感じられた」と書き込んだ。
岸田首相との面会を終えた代表団=26日、東京(聯合ニュース)
24日に日本入りした代表団は25日に超党派の国会議員でつくる日韓議員連盟の額賀福志郎会長らや林芳正外相、萩生田光一経済産業相、岸信夫防衛相とそれぞれ面会。26日には岸田文雄首相をはじめ、松野博一官房長官、秋葉剛男国家安全保障局長、森喜朗元首相、公明党の山口那津男代表と相次いで面会した。
鄭氏は岸田首相との面会については、「新しい出発点に立つ韓国と日本が両国の共同利益と未来志向の関係発展のため努力していくことで一致した」と伝えた。
また、日本の財界関係者との昼食会で、「輸出規制の解除、人的交流再開など両国の国民が肌で感じられる実質的な協力策について踏み込んだ意見交換をした」と明らかにした。
代表団は27日には安倍晋三元首相らと面会する。
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