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朝鮮半島情勢を懸念 軍に万全の防衛態勢求める=文大統領

2022.04.29 15:51

【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は29日、青瓦台(大統領府)で開いた軍首脳部との昼食懇談会で、北朝鮮による先の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射などを挙げ「朝鮮半島の危機が再び深まる恐れがある」と述べ、懸念を払拭(ふっしょく)するためにも万全の防衛態勢を備えてほしいと軍に求めた。

昼食懇談会で発言する文大統領(大統領府提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

 現政権の安全保障政策に関しては、「政権5年間で一度も北との軍事衝突が起きなかった。これは盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権に次いで2回目のことだ」と評価。「(政権初期に)戦争の恐れがあったのと比べると、非常に重要な成果だ」と述べた。海軍哨戒艦「天安」撃沈事件や延坪島砲撃事件、北朝鮮の地雷で軍に被害が出た事件など、保守系の李明博(イ・ミョンバク)、朴槿恵(パク・クネ)両政権下で起きた南北の軍事衝突にも言及した。

 文大統領は「2017年の政権発足初期の北のミサイル発射や核実験による朝鮮半島危機、米朝対立による戦争の危機の中、われわれは渾身(こんしん)の努力で対決局面を対話・外交の局面へと転換させた」と説明。その中心に軍がいたとし、「われわれは対話と外交にばかり依存するのではなく、常に強い国防力を維持するため最善を尽くした」と述べた。「歴代のどの政権よりも大きく国防予算を増額し、総合軍事力で世界6位との評価を得るに至った。こうした国防力を土台に『力に基づいた平和』を成し遂げることができた」と誇った。

 懇談会には徐旭(ソ・ウク)国防部長官、元仁哲(ウォン・インチョル)合同参謀本部議長、陸海空軍の参謀総長らが出席した。

tnak51@yna.co.kr

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