【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)新政権の社会副首相兼教育部長官に指名されていた金仁喆(キム・インチョル)前韓国外国語大総長が3日、記者団に「きょう候補を辞退する」と明らかにした。次期長官(閣僚)候補のうち、辞退表明は金氏が初めて。
候補辞退を表明した金氏=3日、ソウル(聯合ニュース)
金氏は「国と社会から受けた恩恵に報いるため最後の奉仕をしたかったが、(私では)とても足りない」と述べた。「いかなる釈明もしない」と具体的な言及は控え、「すべて私の不覚、過ち」とした。
金氏の妻と息子、娘はいずれもフルブライト奨学金を受け、米国の大学で仕事するか学んだ。金氏の社会的な影響力によるものとの疑惑が取り沙汰されている。
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