【ソウル聯合ニュース】韓国の青瓦台(大統領府)は4日、北朝鮮が同日に弾道ミサイルを発射したことを受け、徐薫(ソ・フン)国家安保室長主宰で国家安全保障会議(NSC)常任委員会を開いた。青瓦台は「国連安全保障理事会決議に明白に違反し、国際社会の平和と安定の要求に反する弾道ミサイル発射を強く糾弾する」と表明した。
NSC常任委員会=(聯合ニュースTV)
また、「朝鮮半島と地域、国際社会に深刻な脅威をもたらす行動を中断し、対話と外交の道に早期に復帰することを促す」と求めた。その上で、「10日の新政権発足を控え、強固な軍事的な対応能力と韓米同盟に基づき、いかなる脅威にも確固とした対応をしながら安全保障に万全を期していく」と強調。「米国など関係国や国際社会と緊密に協力し、引き続き必要な対応措置を取っていく」との方針を示した。
NSCでは弾道ミサイル発射のほか、北朝鮮の核実験関連動向などについても議論したようだ。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領はNSC開催前に徐氏から報告を受け、韓米の緊密な連携下でしっかり対応するよう指示した。
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