【ソウル聯合ニュース】韓国外交部で北朝鮮問題を担当する魯圭悳(ノ・ギュドク)朝鮮半島平和交渉本部長は7日、北朝鮮が同日午後に弾道ミサイルを発射したことを受け、米国のソン・キム北朝鮮担当特別代表と電話で協議した。
魯圭悳氏(右)とソン・キム氏(資料写真)=(聯合ニュース)
同部によると、両氏は北朝鮮の弾道ミサイル発射が国連安全保障理事会決議の明白な違反であり、朝鮮半島だけでなく国際社会にとって深刻な脅威となっていると指摘した。
北朝鮮に対し、状況を悪化させる追加的な措置を直ちにやめ、対話と外交の道に復帰するよう促した。
また、隙のない韓米連合防衛態勢を維持する中で今後も安保理の措置をはじめ国際社会の団結した対応のために連携を強化していくことを申し合わせた。
北朝鮮は同日午後2時7分ごろ、東部・新浦の海上付近から朝鮮半島東の東海に向けて潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)と推定される短距離弾道ミサイル1発を発射した。
韓国青瓦台(大統領府)は同日、国家安全保障会議(NSC)常任委員会の緊急会議を開催し、北朝鮮のミサイル発射を強く非難した。
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