【ソウル聯合ニュース】韓国の外交部当局者は25日、中国とロシアの軍用機が24日に東部・独島付近の韓国防空識別圏(KADIZ)に進入したことについて、外交ルートで両国に遺憾の意を表明し、再発防止を求めたと明らかにした。
ロシアのA50早期警戒管制機(左、ロシア国防省HPより)と中国のH6爆撃機(日本防衛省統合幕僚監部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
韓国軍合同参謀本部によると、24日午前7時56分ごろに中国の軍用機2機が南部・済州島の南の岩礁、離於島の北西126キロの地点からKADIZに進入し、同9時33分ごろにKADIZの北に離脱した。その後、朝鮮半島東の東海の北側地域でロシアの軍用機4機と合流し、東海の北側のKADIZに再び進入。同10時15分ごろ、独島の東からKADIZを離脱したという。午後3時40分ごろにもKADIZ周辺で中国の軍用機4機とロシアの軍用機2機が確認された。
24日はバイデン米大統領が韓国、日本歴訪を終えた日で、意図的な武力示威との見方もある。
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