【ソウル聯合ニュース】韓国のピアニスト、イム・ユンチャン(18)が18日(現地時間)、米テキサス州フォートワースで行われたバン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝を果たした。イムは2004年2月生まれで、同大会の史上最年少優勝の記録も打ち立てた。
バン・クライバーン国際ピアノコンクールで史上最年少優勝を果たした韓国のイム・ユンチャン(18)(提供写真)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
14~18日まで開かれた同コンクールでイムはベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番ハ短調とラフマニノフのピアノ協奏曲第3番ニ短調を演奏した。特にラフマニノフのピアノ協奏曲第3番は同曲の味わいを際立たせる強烈な演奏との評価を受けた。演奏後、観客は割れんばかりの拍手を送った。
同コンクールは冷戦時代の1958年にソ連で行われた第1回チャイコフスキー国際コンクールピアノ部門で優勝したバン・クライバーンを記念するコンクール。1962年から始まり、4年おきの開催となっている。今大会は昨年開催の予定だったが、新型コロナウイルスの影響で1年先送りされた。今年はコンクール開始から60周年となる。
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