【世宗聯合ニュース】韓国政府は7月から、ガソリンや軽油に課す「油類税」の引き下げ幅を従来の30%から37%に、クレジットカードで決済した公共交通機関利用額の控除率を従来の40%から80%にそれぞれ拡大する。期限は年内。
韓国政府は7月から、ガソリンや軽油に課す「油類税」の引き下げ幅を従来の30%から37%に拡大する=(聯合ニュース)
秋慶鎬(チュ・ギョンホ)経済副首相兼企画財政部長官はこの日、非常経済長官会議を開き、「原油価格の高騰による庶民の負担を軽減するための措置を緊急施行する」とし、これらの措置を発表した。
世界的なエネルギー価格の上昇を受け、韓国でもガソリンや軽油価格の高騰が続いている。
政府は昨年11月から油類税を一時的に20%引き下げたが、原油価格の上昇は止まらず、今年5月からは引き下げ幅を30%に拡大した。しかしその後もガソリンと軽油の価格が過去最高を更新し続けたため、今回は最大限度となる37%の引き下げを決めた。
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