【ソウル聯合ニュース】韓国世論調査会社のリアルメーターが２０日に発表した調査結果によると、尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領の支持率は前週と同じ４８．０％、不支持率は１．２ポイント上昇した４５．４％となった。
青いグラフが尹大統領の支持率、赤いグラフが不支持率（リアルメーター提供）＝（聯合ニュース）≪転載・転用禁止≫
リアルメーターは尹政権が経済政策の方向提示や規制撤廃、物価対策など経済問題に注力したが、尹大統領夫人の金建希（キム・ゴンヒ）氏が故盧武鉉（ノ・ムヒョン）元大統領夫人と面会した際に知人を同行させたことを巡る論争、放送通信委員長など前政権で任命された政府高官の人事問題などで支持率が上昇しなかったと分析した。また、物価や株価など低調な各経済指標は当分の間、支持率を圧迫する要因になるとみられ、不動産投資のために資金を「ヨンクル（魂までかき集めること）」したり、「ビットゥ（借金をして株式に投資すること）」したりした３０代と首都圏の支持率に影響を与えると分析した。
一方、政党支持率は保守系与党「国民の力」が前週より０．５ポイント下落した４６．８％、革新系最大野党「共に民主党」は０．２ポイント上昇した３９．４％だった。革新系野党「正義党」は０．２ポイント下落した３．４％となった。
調査は１３～１７日、全国の１８歳以上の２５２９人を対象に実施された。
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