【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は1日、スペイン・マドリードでの北大西洋条約機構(NATO)首脳会議出席などの3泊5日の日程を終え、専用機でソウル空港(軍用空港)に到着した。尹大統領は機内での記者会見で、会議に合わせて開いた韓米日首脳会談について、「北の核に対応するため、中断していた軍事的な安全保障協力が再開されることが望ましいという原則論で一致した」と明らかにした。
機内で会見する尹大統領=(聯合ニュース)
また、「NATO首脳会議で主に登場したテーマはウクライナ危機と北の核問題だった」として、「北の核問題には強硬な対応が必要で、朝鮮半島の緊張を管理する必要があるという立場を確認できた」と伝えた。
最も印象深い日程には韓米日首脳会談を挙げた。尹大統領は「最も重要な、外交的な意味があった日程は韓米日首脳会談」として、「NATO首脳会議に出席し、各国首脳から安保懸案に関する立場を聞いたのが2番目で、韓国・日本・オーストラリア・ニュージーランド首脳会談も相当意味があった」と評価した。
原発と防衛産業を中心にした「経済外交」の成果もアピールした。「韓国の原発が世界で最も安く、最も安全で、最も速く施工を完了できると自信を持って説明した」と言及。「ウクライナ危機のため、自国の国防力を強化し、防衛産業技術をさらに発展させようとする国が多くあった」とし、「われわれと初期段階から研究開発に携わり、その技術を共有することを望む国が多かった」と述べた。
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