【ワシントン聯合ニュース】韓国と米国が7日(現地時間)に米ワシントンで初の経済安保対話を開催し、半導体など先端技術分野での協力やグローバル供給網(サプライチェーン)の混乱への対応などについて協議した。
5月に首脳会談を行った韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領(右)と米国のバイデン大統領(資料写真)=(聯合ニュース)
経済安保対話は5月の韓米首脳会談で発足に合意してから初めて開かれた。供給網問題、半導体・バッテリー分野の協力、人工知能(AI)をはじめとする科学技術協力などについてセッション別に対話し、政策を調整した。
米国は新型コロナウイルス、ロシアによるウクライナ侵攻の影響で供給網の混乱発生を受け、インド太平洋経済枠組み(IPEF)を発足させるなど同盟やパートナー国を中心に経済協力を強化している。安保的側面で中国への依存度を減らすとともに国際的影響力を拡大する中国をけん制する意味もある。
経済安保対話では、主要議題ではなかったが対ロシア制裁問題も取り上げられたという。
ある出席者は「経済安保の側面での主要政策について包括的な議論が行われた」と述べた。
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