【ソウル聯合ニュース】日本の産経新聞ソウル支局に押しかけて業務を妨害した罪などに問われた韓国インターネットメディア「ソウルの声」代表らの裁判で、ソウル中央地裁は15日、ペク・ウンジョン代表に罰金200万ウォン(約21万円)、同社記者に罰金50万ウォンをそれぞれ言い渡した。
「ソウルの声」のペク代表(資料写真)=(聯合ニュース)
ペク被告ら2人は2019年7月18日、ソウル市内の新聞社の建物に入っている産経新聞ソウル支局を訪れ、スタッフにインタビューしようとした。その際に大声で「ここが事あるごとに韓日問題をつくり出す問題のメディア」「元支局長が韓国国民を冒涜(ぼうとく)、侮蔑したことを取材するために来た」などと言いながらカメラで支局内を撮影し、退室の求めに応じず20分間ほど居座ったとされる。
地裁は「産経新聞の元ソウル支局長の発言に抗議する目的だった」としながらも、支局内を撮影しながらインタビューを強要し、退室の求めに応じなかったことについて業務を妨害したと認定した。
2人は、黒田勝弘元支局長が韓国の光復節(8月15日、日本による植民地支配からの解放記念日)を指して日本が韓国に与えた恩恵が終わった日との趣旨の発言をしたと問題視した。
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