【ソウル聯合ニュース】韓国大統領の公邸や執務室などが置かれていた旧大統領府「青瓦台」とその周辺地域の活用策を探る「青瓦台管理活用諮問団」が構成される。大統領室が18日の記者会見で明らかにした。
一般開放が始まった青瓦台本館への入場を待つ市民の列=(聯合ニュース)
諮問団を設置し、青瓦台のほか、その周辺の北岳山、景福宮、光化門などで国民が今後も歴史文化コンテンツに触れることができるようにする方策を模索するという。
諮問団は歴史や文化の研究および保全、施設の管理運営、観光などに関連し、国民や専門家の意見を取りまとめる。歴史、文化財、文化コンテンツ、都市デザイン、観光など関連分野の民間の専門家で構成され、大統領室の管理秘書官室が運営し、早ければ今月から活動を開始する。
大統領室は、青瓦台が尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の公約として5月10日に一般開放されてから125万人以上が訪問するなど、韓国を代表する歴史文化の名所になったとし、「諮問団の意見を聞き、国民のもとに戻った青瓦台が誰もが訪れたい歴史と文化、未来が収められた空間になるよう後押しする」と説明した。
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