【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は5日間の夏季休暇初日の1日、保養地訪問を取りやめてソウルにとどまり、国政運営の構想に入ったようだ。
尹大統領(資料写真)=(聯合ニュース)
複数の与党、大統領室の関係者によると、尹大統領は休暇中に地方へ行かないことを決めたという。主にソウル市瑞草区の自宅で過ごし、5月の就任以降の歩みを振り返るとともに今後の国政運営に思いを巡らせるとみられる。ある関係者は、尹大統領は休暇中に各界関係者の助言に耳を傾けるだろうと伝えた。休暇中に国民の暮らしの現場に足を運ぶ可能性も取り沙汰されている。
最近の世論調査で、尹大統領の支持率は20%台に下がった。保守系与党「国民の力」と政府、大統領室の刷新が強く求められている中、尹大統領はのんびり休暇を楽しんでいる場合ではないと判断しているようだ。歴代大統領が休暇を過ごした南部・慶尚南道巨済市の猪島に3日ほど滞在してリフレッシュする案もあったが、最終的に白紙化したとされる。
tnak51@yna.co.kr
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