【ソウル聯合ニュース】朝鮮半島と古代日本の交流を再現する大阪最大の韓日文化イベント「四天王寺ワッソ」が11月5~6日に難波宮跡公園(大阪市中央区法円坂)で開催される。NPO法人「大阪ワッソ文化交流協会」が1日発表した。
ト「四天王寺ワッソ」が11月5~6日に難波宮跡公園で開催される(大阪ワッソ文化交流協会提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
「ワッソ」は現代韓国語で「来た」という意味。同イベントは1990年に始まり、一時は中断されたが、04年から日本企業などの後援を受け同協会が主体となって開催している。在日本大韓民国民団(民団)の大阪本部は韓日交流の象徴的なイベントとして協力している。
イベントのメーンは両国の伝統衣装を身にまとって行われるパレード。約1000人の市民が仮装行列を繰り広げる。
朝鮮半島側の仮装行列には民団やその傘下団体の関係者が参加する。また大阪にある在外韓国学校の大阪金剛インターナショナル小中高等学校(OKIS)や韓国系民族学校の白頭学院の生徒なども参加する。
日本の伝統楽器の演奏や韓国伝統音楽の舞台、K-POPダンス公演も開かれる。公園の広場には韓国小物や韓国料理の販売も行われる。子どものための遊び場も設けられる。
韓日交流の歴史を題材にした演劇も上演され、市民交流の拡大を通じた東アジアにおける平和定着を祈願する「平和宣言」で幕を閉じる。
yugiri@yna.co.kr