【ソウル聯合ニュース】中国がペロシ米下院議長の台湾訪問に反発し、４日に台湾を取り囲む形で軍事演習を開始したことで、韓国航空会社の運航に支障が出ている。
アシアナ航空の旅客機（同社提供）＝（聯合ニュース）≪転載・転用禁止≫
航空業界によると、大手のアシアナ航空は韓国・仁川（ソウル）―台湾・台北路線の５日の運航を取りやめる。軍事演習初日の４日には同路線の運航スケジュールを３時間早めた。
アシアナ航空は同路線を週６往復（月曜日以外の毎日）運航している。中国の軍事演習は日本時間の４日午後１時から７日午後１時までの予定になっており、同社は６～７日の運航可否については前日の状況を見て決定する方針だ。
台湾への直行便を週５往復（毎週火、水、金、土、日）運航している最大手の大韓航空も、５～７日の運航に影響を受けるとみられる。４日は運航日ではなく、５日の運航可否は４日中に判断するという。
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