【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は8日、出勤時に記者団に「私がやるべきことは国民の意をくみ、初心を守りながら国民の意を受けることという考えを休暇期間中に一層強固にした」と述べた。尹大統領は夏季休暇(1~5日)を終え、この日に公務を再開した。
記者団の質問に応じる尹大統領(大統領室通信写真記者団)=8日、ソウル(聯合ニュース)
尹大統領は辞任の可能性が報じられた朴順愛(パク・スネ)社会副首相兼教育部長官の去就など人事刷新に関する質問には「すべての国政の動力は国民から出る」として、「国民の観点からすべての問題を点検する。必要な措置があれば取る」と述べた。
夏季休暇中に発表された世論調査結果で尹大統領の支持率は24%まで落ち込んでおり、人事刷新や国民の反対が多い就学年齢引き下げ案の再検討の必要性が取り沙汰されている。
対話アプリで与党「国民の力」の権性東(クォン・ソンドン)党代表職務代行兼院内代表に対し、同党の李俊錫(イ・ジュンソク)代表のことを指して「(党)内部に銃を向けていた」などとのメッセージを送ったことが明らかになった問題については回答しなかった。
尹大統領がぶら下がり取材に応じるのは13日ぶりとなる。
kimchiboxs@yna.co.kr
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