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韓中外相が会談 王氏「内政に干渉してはならない」

2022.08.09 22:56

【青島聯合ニュース】中国を訪問中の韓国の朴振(パク・ジン)外交部長官は9日、山東省青島で王毅国務委員兼外相と会談した。会談は1時間40分余りの少人数会合に続き拡大会合が行われた。

握手を交わす韓中外相(外交部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

 王氏は拡大会合の冒頭、韓中国交正常化30周年(8月24日)を機にこれまで成功を収めてきた有益な経験を整理し、両国関係の大きな局面をうまく把握しなければならないとし、両国が堅持すべき5項目を挙げた。「これからの30年に向かって両国が独立自主を堅持し外部の障害と影響を受けてはならない」とし、「善隣友好を堅持し、相互の重大関心事項を配慮しなければならない」と語った。

 続けて、「ウィンウィンを堅持し安定的で円滑な供給網(サプライチェーン)と産業網を守護しなければならず、平等と尊重を堅持し互いの内政に干渉してはならない」と述べるとともに、「多国間主義を堅持しなければならない」とし、この五つが「両国国民の意向の最大公約数であり時代的流れの必然的な要求だ」と強調した。

 王氏は韓中国交正常化30周年について言及し、「試練を経た中韓関係は当然、さらに成熟し、さらに自主的で堅固にならなければならない」と述べた。

 これに対し朴氏は「国交正常化30周年を迎え、長い時間を共にしてきた両国が相互尊重に基づく共同利益を追求する協力的な韓中関係を築いていくべきだ」と応じた。「国益と原則に基づいて、和而不同の精神で中国との協力を模索してく」とし、両国が人類普遍的な価値と規範に立脚して自由・平和・繁栄のために共生し協力していくことに期待を示した。

 朴氏は「朝鮮半島の平和と安定がかつてないほど脅かされている。北の完全な非核化という一貫した原則に基づき、挑発には断固として対応し、対話の扉は常に開けておく」としたうえで、北朝鮮が挑発でなく対話を選択するよう中国の建設的な役割を要請した。

 また、これまで密接な経済関係を発展させてきた両国が供給網の安定的な管理などを通じて新たな挑戦を共に克服していかなければならず、そのためには両国が戦略的協力パートナーとして首脳レベルの戦略的意思疎通を強化する必要があるとしたうえで、習近平国家主席の訪韓に期待を示した。

hjc@yna.co.kr

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