【ソウル聯合ニュース】韓米軍当局は29日から合同軍事演習「乙支フリーダムシールド(UFS)」の第2部を開始する。来月1日まで。UFSは今年下半期の韓米合同軍事演習。第1部(22~26日)で北朝鮮の攻撃撃退、首都圏防衛などを演習したのに続き、2部では首都圏の安全確保のための反撃作戦の熟達を図る。
UFSで訓練中の韓米兵士=(聯合ニュース)
韓米はこれまでの合同演習で反撃作戦の目標地点を別々に設定して訓練を実施してきた。今年も北朝鮮のどこを目標にしているか明らかにしていない。
今年の合同演習はコンピューターシミュレーション方式の指揮所訓練のほか、部隊別・機能別の戦術的レベルの野外機動訓練を実施している。
韓国軍関係者は、UFSは防衛的性格の訓練と前置きしながら「第2部演習のカウンター攻撃と反撃作戦は敵の攻撃に対応して安全を確保する訓練」と強調した。
米軍の無人偵察機「グローバルホーク」はこの日、対北朝鮮監視のため在日米軍基地を飛び立ち朝鮮半島東の東海を横切った後、首都圏を含む韓国上空を飛行した航跡が捉えられた。
一方、北朝鮮はUFSについて、対外宣伝メディアを使って「北侵戦争演習」と非難している。
連合訓練に参加した韓国軍と米軍の戦闘機(韓国空軍提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
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