【ソウル聯合ニュース】朝鮮半島の平和とアジア・太平洋地域の安全保障協力を話し合う国防次官級の多国間会議「ソウル安保対話(SDD)」が来月6~8日にソウル市内のホテルで開かれる。今年は3年ぶりに対面で開かれる。韓国国防部が29日発表した。
「ソウル安保対話」が来月6~8日にソウル市内のホテルで開かれる(国防部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
今年のテーマは「複合的な安保脅威に対する国際社会の連帯を通じた対応」。
宇宙領域での国防の国際協力を活性化するためSDDの下に設置された協議体「宇宙安保ワーキンググループ」が今年初めて開催される。また2014年に設置され、サイバー領域における安保の国際協力強化に寄与してきた「サイバーワーキンググループ」が3年ぶりに再開される予定だ。
国防部の次官は「現在、国際社会はロシアとウクライナの戦争など従来型の安保環境と、サイバーや人工知能(AI)など非従来型の安保環境が混在し、不安定性が増しつつある」とし、「多様化した危機の克服と持続可能な平和構築のために国際社会の連帯·協力が切実に求められる」と話した。
yugiri@yna.co.kr
キーワード