【ソウル聯合ニュース】韓国の旅行会社大手・ハナツアーは５日、前日までの１週間に日本旅行の１日当たり平均予約が直前２週間の約５．１倍に増加したと明らかにした。韓国と日本の政府がそれぞれ新型コロナウイルスの水際対策を緩和したことが背景にあるとみられる。
ハナツアーの日本旅行の案内（同社提供）＝（聯合ニュース）≪転載・転用禁止≫
同じ期間にハナツアーの海外旅行予約に日本旅行が占める割合は、８．３％から２６．１％に急拡大した。
同社の関係者は「韓日両国がそれぞれ自国入国前のＰＣＲ検査を免除し、日本での自由旅行も部分的に可能になったことから、１０月以降の日本予約の問い合わせが急増している」と話した。以前のように日本への無査証（ノービザ）入国が認められれば、長期にわたって停滞していた日本旅行需要の急速な回復も期待できるとした。
韓国政府は８月３１日、入国者に対する新型コロナ検査の陰性証明書の提出義務を９月３日午前０時で廃止すると発表した。
この発表より前に日本政府は、新型コロナワクチンを３回以上接種した人には９月７日から入国時の陰性証明を免除すると発表。続いて同日からは添乗員なしのパッケージツアーを受け入れることを決め、観光庁が２日にガイドラインを改定した。
mgk1202@yna.co.kr
キーワード
