【ソウル聯合ニュース】韓国で外食の値上がりが続いている。軽食として親しまれているキンパ(のり巻き)の平均価格も3000ウォン(約310円)を超えたことが7日、韓国消費者院の調べで分かった。
キンパ=(聯合ニュースTV)
消費者院の価格ポータルサイトによると、8月にソウルでキンパの平均価格は3046ウォンと、前月(2969ウォン)から2.6%上昇した。
サムギョプサル(豚バラ肉)の焼肉(200グラム)は1.7%値上がりし1万8364ウォン、キムチチゲ定食も1.0%上昇の7500ウォンだった。
麺類では冷麺が1万500ウォン、カルグクスが8423ウォン、また参鶏湯(サムゲタン)が1万5462ウォンと、0.5~0.7%上がった。
ビビンバ(9654ウォン)とジャージャー麺(6300ウォン)の価格は変動なし。
統計庁によると、8月の外食物価指数の上昇率は8.8%で、1992年10月(8.8%)以来、約30年ぶりの高水準となった。
加工食品も値上がりしている。消費量の多い32品目のうち16品目の価格が前月比で上昇した。
外食費の値上がりが続いている(イラスト)=(聯合ニュース)
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