【ソウル聯合ニュース】大型で非常に強い勢力の台風14号は18日午前、九州南部を暴風域に巻き込みながら北上している。韓国にも影響を与えるとみられ、韓国気象庁は18日午前7時に全羅南道と済州島に強風注意報を発令するなどし、注意を呼び掛けている。
台風14号は韓国にも影響を与える見通しだ=(聯合ニュースTV)
気象庁によると、同日午後から台風の影響が本格化し、南東部の海岸を中心に雨が降り始める。19日未明から同日昼にかけては慶尚道の海岸や江原道東部などに50~100ミリの雨が降る見込み。特に南東部の海岸では1時間に30~60ミリ、計150ミリの大雨が降るところもあるという。
この日午前、英国と米国、カナダの3カ国歴訪に出発した尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は出発前、台風14号について徹底した備えを取るよう関係閣僚に指示した。韓国では今月上旬の台風11号により製鉄所が操業を中断するなど南東部を中心に大きな被害が出た。
sarangni@yna.co.kr
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