【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け、韓国大統領室は1日に金聖翰(キム・ソンハン)国家安保室長主宰の国家安全保障会議(NSC)常任委員会を開催し、状況を点検するとともに対応策などを議論した。
金聖翰(キム・ソンハン)国家安保室長(左端)が1日、国家安全保障会議(NSC)常任委員会を主宰した(大統領室提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
金聖翰(キム・ソンハン)国家安保室長=(聯合ニュース)
大統領室によると、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は北朝鮮のミサイル発射に関する報告を受けた。
NSCの出席者は北朝鮮が国連安全保障理事会決議に反し、弾道ミサイルの発射を続けていることを強く非難。米国など国際社会と緊密に連携していく方針を確認した。
韓国軍の合同参謀本部によると、北朝鮮はこの日午前6時45分から午前7時3分ごろにかけて、平壌・順安付近から朝鮮半島東の東海上に短距離弾道ミサイル(SRBM)2発を発射した。韓米日が前日に東海で実施した対潜水艦戦訓練に反発し、武力誇示に踏み切ったとみられる。先月25日以降、北朝鮮は4回弾道ミサイルを発射したことになる。
韓国はこの日が「国軍の日」。韓国軍は大規模な記念式典の実施を予定しており、これを踏まえた北朝鮮の挑発とも受け止められる。
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